研究者業績

平井 裕也

ヒライ ヒロヤ  (Hirai Hiroya)

基本情報

所属
大阪教育大学 表現活動教育系 特任講師
学位
学士(音楽)(東京音楽大学)
修士(音楽)(聖徳大学)
博士(音楽)(聖徳大学)

研究者番号
60852671
J-GLOBAL ID
202101001107959998
researchmap会員ID
R000030061

論文

 7
  • 平井裕也
    教職実践研究 (5) 71-94 2021年3月20日  査読有り
  • 平井裕也
    浜松学院大学短期大学部研究論集 (16) 21-37 2019年9月  査読有り
    本論文では、幼児教育から小学校教育への接続のための「スタートカリキュラム」の実施に注目し、幼児から小学校第1学年の鍵盤ハーモニカの導入指導に焦点を絞り、幼少連携教育の可能性を考察した。
  • 平井裕也
    博士論文 1-392 2019年3月15日  査読有り
    本論文は、アメリカの作曲家スコット・ジョプリン(Joplin, Scott 1868-1917)のオペラ《トゥリーモニシャ Treemonisha》(1911)に使用されている減7の和音の効果と役割について探究するものである。 ジョプリンの音楽全般については、ピアノラグタイムのリズム研究や、オペラ《トゥリーモニシャ》の楽曲の数小節を対象とした研究等はあるが、オペラ《トゥリーモニシャ》の全曲を対象とした研究は存在しない。そこで筆者は、オペラ《トゥリーモニシャ》全曲を詳細に分析し、そこで多用されている減7の和音を抽出することで、それらがどのような役割や効果を担っているかについて考察した。
  • 平井裕也
    音楽文化研究 (16) 41-50 2017年3月31日  査読有り
    ジョプリンはラグタイムの作曲家として名声を得ているが必ずしも満足していなかったようである。なぜなら彼の実績を見ると、ラグタイムのような大衆音楽よりも芸術音楽の作曲家としての地位を望んでいたと思われるからである。彼の芸術音楽志向を現実のものとしたのが、晩年に書かれた2つのオペラである。それに先立ち、彼は十数曲の歌曲を発表しており、そのいくつかはオペラ《トゥリーモニシャ》の作風によく似ている。そこで歌曲でのアイデアがオペラに引き継がれた可能性について考察した。
  • 平井裕也
    音楽文化研究 (15) 1-15 2016年3月31日  査読有り
    本研究は、子供の表現力の向上を目指すために口頭伝承を効果的に活用した教材の開発を行うことを目的とする。本研究における、「表現力」とは、子供が歌や楽器を用いた表現において、リズム感やテンポ感、スタッカート、アクセントや間、音量の変化(ダイナミクスdynamics)やフレーズ等、をその楽曲に合わせて変化させ「表現」する「力」のことを指している。今日の日本の音楽教育は、読譜力を前提とした活動を展開することが多い。だが楽曲には、子供にとって楽譜からは読み取ることが難しい表現が盛り込まれている。そのため、子供に読譜力を身に付けさせることを目的とした活動に傾倒すると子供の表現力の向上には繋がりにくくなる場合もあると考えた。そこでスコット・ジョプリンJoplin, Scott(1868-1917)のラグタイムを題材に、児童の表現力の向上を目指すための指導法として口頭伝承を研究に取り入れ、その方法を提案しその効果を考察した。
  • 平井裕也
    修士論文 1-72 2010年1月  査読有り
    本論文は、アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin (1898-1937)の《ラプソディー・イン・ブルー》に焦点を当て、同時代のアメリカ音楽全体においてどのような位置づけであったのかを、時代背景,社会的背景や楽曲分析などの研究も含めて解明することを目的とする。本研究で得られた結論は、ガーシュウィンが単にジャズやアメリカのポピュラー音楽を表面的に取り入れたのではなく、これらを完全に自分のものとしたうえでクラシック音楽の作曲技法とピアノ書法とを有機的に結合させた個性あふれる音楽となっている点が明らかになったことである。

担当経験のある科目(授業)

 16

Works(作品等)

 48