Osaka Kyoiku University Researcher Information
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研究者業績
基本情報
- 所属
- 大阪教育大学 総合教育系 准教授
- 学位
- 修士(教育学)(2003年3月 大阪教育大学)
- 連絡先
- sakumacc.osaka-kyoiku.ac.jp
- 研究者番号
- 90510016
- J-GLOBAL ID
- 200901098065622430
- researchmap会員ID
- 6000010905
経歴
4-
2024年4月
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2020年4月
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2008年4月
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1991年8月 - 2008年3月
学歴
1-
2001年4月 - 2003年3月
主要な委員歴
3主要な論文
25-
大阪教育大学紀要. 総合教育科学 72 279-304 2024年2月29日 査読有りtype:Article 2022年4月に教員養成フラッグシップ大学に指定されたことに伴い,大阪教育大学では先導的・革新的な教員養成カリキュラム・教職科目の研究・開発が求められている。本学が掲げるテーマは「ダイバーシティ大阪の諸課題に応え,学習者の学びに寄り添う教師の育成」であり,本プロジェクトでは,プロジェクトメンバーの専門領域の観点から,本学のフラッグシップ構想,とりわけダイバーシティ科目群について,国内外の状況をふまえながら,その方向性と課題を明らかにすることを目的として検討を進めてきた。本稿では,最初に人権教育,インクルーシブ教育,外国にルーツのある子どもの教育の3領域について,関連領域の教員による報告に基づいて,日本および大阪の現状と課題について検討した。つぎに,それをふまえた上で,対話的な学びの観点から見たダイバーシティ科目の授業の在り方・評価の在り方について検討を行ったうえで,「ダイバーシティ大阪」の諸課題に取り組む上で必要とされる,教員を目指す学生に対して学部段階で身に付けてほしい資質・能力について提言を行った。 Having received the designation of a “Flagship University for Teacher Training" in April 2022, Osaka Kyoiku University (OKU) is turning its attention to researching and developing pioneering and innovative teacher training curricula and teaching courses. The theme for OKU is “Educating Teachers Who Respond to the Various Challenges of `Diversity Osaka' and Support Learners' Learning." In this project, we have been examining the direction and issues of the flagship concept of the university, especially the development of diversity-related courses, in relation to the project members' specialized fields while taking the state of affairs in Japan and overseas into consideration as well. This paper first examines the current situation and issues in Japan, especially in Osaka, drawing on reports from three related fields: human rights education, inclusive education, and education for foreign children. From this, we discussed the way that diversity-related courses should be taught and evaluated in relation to the perspective of active learning and dialogic learning, proposing the qualities and abilities that students who intend to become teachers should acquire while at the undergraduate level.
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大阪教育大学紀要. 総合教育科学 72 17-34 2024年2月29日 査読有りtype:Article 教科教育法において、学習指導案の作成と模擬授業の実施は、必須の学修である。しかし、従来の大学での学修では、「指導案を書けない等の学生がいる」等、教育実習等での授業実践力として十分な技量の獲得ができていないとの指摘がある。そこで、「学校の組織的研究力向上共同研究事業」により得られた学校現場における校内授業研究での、他学年・他教科の教員が学習指導案の改訂に積極的に関与する、学習指導案を事前に練り上げる等の協働作業の方法を、大学における教科教育法での模擬授業に応用した。結果、他者が作成した学習指導案〈細案〉を用いた模擬授業の実施が、授業者、学習指導案作成者等にとって有効であったことを紹介し、模擬授業実施のモデルとして提案する。 In Teaching Methods of the Subject, the preparation of teaching plans and the implementation of mock classes are essential learning experiences. However, it has been pointed out that students have not been able to acquire sufficient skills to practice teaching in educational practice, for example, "some students cannot write instructional plans," etc. in conventional university studies. Therefore, I applied the methods of collaborative work in in-school class research discovered through the "Joint Research Project for Enhancing Organized Research Capabilities in Schools," in which teachers of other grades and subjects are actively involved in the revision of lesson plans and in the advance development of lesson plans, to mock classes in subject teaching methods at the university. As a result, we found that the use of a detailed lesson plan created by others was effective for both the teacher and the creator of the lesson plan, and we propose it as a model for the implementation of mock classes.
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教職実践研究 (10) 17-28 2016年10月26日 責任著者大阪では、10年以上続く教員人口の大幅な移動に伴い、人権教育や人権を基盤とした生活科・総合的な学習の内容・方法について、その継承や発展が困難になっている。他方、ESDをはじめとする現代的課題や国内外での人権侵害事象の頻発等の課題、また、学力向上の観点からも、総合的な学習や探究型学習の必要性が強調される。こうした中、主として若年層の教員が主流を占める大阪において、総合的な学習のカリキュラム構築に際して、現場教員と大学教員が定期的なカンファレンスを行いながらカリキュラムを作成し教育実践を行ったことで、児童の学習成果の深まりと発信の場が広がり、教育的効果が得られた。
主要なMISC
11-
教育実践研究 13(13) 39-47 2020年3月type:Article
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教職実践研究 (10) 39-46 2016年10月26日大阪における学力保障を論じるとき、同和教育実践の変遷、教育内容、教育方法等からのアプローチは欠かせない。しかし近年、教員年齢人口の大幅な移動に伴い、その継承と発展が困難になっている。1990年代以降の教育方法の「転換期」や2000年代以降の「混乱期」における大阪での主要な教育方法論のうち、特に学習集団論による授業づくりを検討し、教材研究、授業づくり、発問づくりなど、教師の力量形成の重要性について提案する。
主要な書籍等出版物
38講演・口頭発表等
12-
日本生活科・総合的学習教育学会 第33回全国大会(新潟大会)自由研究発表 第39分科会 2024年6月22日
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日本生活科・総合的学習教育学会 第33回全国大会(新潟大会)自由研究発表 第12分科会 2024年6月22日
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日本生活科・総合的学習教育学会第28回全国大会 2019年6月15日 日本生活科・総合的学習教育学会
主要な所属学協会
6共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
文部科学省補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」 2022 年度 連携型共同研究 2022年4月 - 2023年3月