Osaka Kyoiku University Researcher Information
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研究者業績
基本情報
- 所属
- 大阪教育大学 総合教育系 准教授
- 学位
- 修士(教育学)(筑波大学)博士(教育学)(筑波大学)
- 研究者番号
- 50591468
- J-GLOBAL ID
- 201301016022760798
- researchmap会員ID
- B000228534
- 外部リンク
研究キーワード
1経歴
4-
2018年4月 - 現在
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2011年4月 - 2018年3月
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2011年3月 - 2011年3月
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2010年5月 - 2011年2月
学歴
2-
2004年4月 - 2010年5月
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2000年4月 - 2004年3月
委員歴
8-
2024年8月 - 現在
-
2024年8月 - 現在
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2023年7月 - 2026年6月
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2017年7月 - 2026年6月
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2024年3月 - 2026年2月
論文
25-
エデュケア 35 45-49 2015年3月 査読有り
-
教育方法学研究 : 日本教育方法学会紀要 35 93-103 2010年3月 査読有り本稿は,L.コールバーグのジャスト・コミュニティにおける現実生活の意味を解明することを目的とした。コールバーグ理論における道徳性の捉え方を解釈し直すために彼の自我発達の理論を検討し,そのうえで自我発達の観点からジャスト・コミュニティの授業について考察した。その結果,第一に,コールバーグ理論における道徳性の捉え方が,彼が初期から仮定として与える自我発達の観点から包括的に解釈されることを示した。道徳性発達が他の社会的認知の変容とともに社会性発達の一部として自我発達のなかに包摂されること,加えて道徳性それ自体も自我の他の領域との関係のなかで捉えられていることを明らかにした。第二に,自我発達の理論の強調に伴い,コールバーグにおける教育の目的観が道徳性発達から自我発達へと変容したことを示した。これは,コールバーグ道徳教育論を解釈する際に自我発達の観点に立つ必要性を意味する。第三に,ジャスト・コミュニティの授業において社会の現実生活が提示されること,そしてそれが学校の現実生活について議論することと行為変容とを結びつけることに寄与すると考えられることを解明した。授業は元来,学校の現実生活の議論を通した生徒の学習と社会の現実生活とを結びつける場として構想されていた。授業は,学校と社会に関する社会的認知を結びつけることで,生徒の自己を社会に向けて再構築させることを可能にすると考えられていたといえる。
-
筑波大学道徳教育研究 (7) 23-34 2006年3月
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「法教育」に関する実践研究―とくに小学校の法教育の在り方の検討を中心にして―(平成17年度教育課程及び指導の改善等に関する調査研究事業文部科学省委嘱研究成果報告書、研究代表者江口勇治) 57-63 2006年3月
MISC
4書籍等出版物
15講演・口頭発表等
11-
日本教育方法学会第60回記念大会 課題研究Ⅰ「学習指導要領の教育方法学的検討―学校を主体とした目標づくりと教育課程編成を考える―」 2024年10月13日 日本教育方法学会 招待有り
-
日本倫理道徳教育学会第6回大会シンポジウム「倫理・道徳教育における“対話”を考える~p4c、モラルジレンマ型討論、人権教育プログラムの事例から~」 2021年12月12日 招待有り
担当経験のある科目(授業)
6-
2023年2月 - 現在道徳教育の理論と方法 (高野山大学)
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2018年4月 - 2019年9月道徳教育論 (関西福祉科学大学)
-
2016年2月 - 2018年2月道徳教育の指導法B (大阪体育大学)
-
2017年9月 - 2017年9月道徳教育Ⅰ・道徳教育Ⅱ (筑波大学)
-
2015年9月 - 2015年9月道徳指導実践特論 (共栄大学専攻科)
所属学協会
7共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
独立行政法人日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2027年3月
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上廣倫理財団 平成30年度上廣倫理財団研究助成金 2019年2月 - 2020年1月
-
文部科学省 科学研究費補助金(若手研究(B)) 2011年4月 - 2013年3月
学術貢献活動
4社会貢献活動
1その他
1-
2023年3月 - 現在教職未経験者が教育現場に入職する際の不安を軽減し、円滑な入職につなげるため、主に小学校教員志望者を対象に、教壇に立つ上で必要となる基礎的な内容のコンテンツをまとめた、独立行政法人教職員支援機構が配信するオンデマンド動画教材シリーズの「特別の教科 道徳」編。教科化以前の「道徳の時間」との異同、小学校学級担任として留意すべきことについて解説した。 https://www.nits.go.jp/materials/basic/026.html