Osaka Kyoiku University Researcher Information
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研究者業績
基本情報
- 所属
- 大阪教育大学 総合教育系 講師
- 学位
- 修士(人文学)(立命館大学)修士(障害科学)(筑波大学)博士(障害科学)(筑波大学)
- 連絡先
- yuasa-t54cc.osaka-kyoiku.ac.jp
- 研究者番号
- 30868302
- J-GLOBAL ID
- 201901012045534034
- researchmap会員ID
- B000379319
経歴
6-
2024年4月 - 現在
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2023年4月 - 現在
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2023年4月 - 現在
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2019年10月 - 2023年3月
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2019年4月 - 2019年9月
学歴
3-
2014年4月 - 2021年3月
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2013年4月 - 2014年3月
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2011年4月 - 2013年3月
論文
33-
聴覚言語障害 50(2) 53-65 2021年12月 査読有り筆頭著者
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AUDIOLOGY JAPAN 64(3) 236-244 2021年 査読有り筆頭著者<p>要旨: 本研究は, 聴覚特別支援学校小学部児童及び中学部・高等部生徒131名を対象に, 発話の速度調節の特徴を解明するために, 3種の速度での文章音読の発話音声を用いて音響分析を実施し, 比較検討を行なった。全発話時間で, 補聴器装用児は小学部低学年段階では Fast と Slow の間のみに差が見られたが, 高等部段階では3種類の速度間に差が見られた。また, 調音時間とポーズ時間の割合で, 学部ごとに裸耳聴力レベル別で比較した結果, 低学年では人工内耳装用群のみ, 高学年では80~99dB 群及び人工内耳装用群, 中学部は~79dB 群以外, 高等部では全ての群で Fast より Slow の方が有意にポーズ時間の割合が延長していることが示された。よって, 小学部低学年段階では発話の速度調節が困難であるが, 裸耳聴力レベルに関係なく高等部段階になると調音時間の短縮及びポーズ時間の延長による速度調節を行なうことが明らかになった。</p>
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聴覚言語障害 = The Japanese journal of hearing and language disorders 50(1) 33-42 2021年 査読有り筆頭著者
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 62(2) 53-68 2020年12月
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障害児教育研究紀要 = Special needs education research (43) 103-117 2020年
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リハビリテーション連携科学 21(2) 116-124 2020年 査読有り筆頭著者<p> 本研究は, 幼少期より高校卒業まで一貫して聴覚特別支援学校に在籍し, 音声言語を主に用いる90dB 以上の重度聴覚障害者および健聴者各10名を対象に, 検査文文中の撥音の持続時間および音声環境による撥音の持続時間への影響について検討した. 撥音が文中に位置する単語を組み入れたキャリア文を用いた音読音声を用いて, 撥音の音響分析を行った. その結果, 検査文における自立拍を含めた全音節の 1 拍当りの持続時間と撥音の持続時間の比較では, 健聴者では有意差が認められなかったが, 重度聴覚障害者では撥音の持続時間が検査文における自立拍を含めた全音節の 1 拍当りの持続時間より延長していた. さらに, 重度聴覚障害者の撥音の持続時間は健聴者より長いことが示された. また, 先行母音別にみると, 健聴者および重度聴覚障害者ともに [ i ] [ u ] の持続時間が短かったことから「舌の高低」が撥音の持続時間に影響していることが示された.</p>
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音声言語医学 61(2) 121-129 2020年 査読有り筆頭著者<p>本研究では,18歳から24歳までの高度・重度聴覚障害学生で聴覚特別支援学校出身11名および一般学校在籍経験11名の合計22名を対象に,単音節発音明瞭度の結果と,聴覚障害者自身が発音する単音節に対する自己評価の結果の比較検討を行った.その結果,以下の点が明らかになった.(1)単音節発音明瞭度は10〜95%と幅広かった.(2)自己評価も32〜96%と個人差が大きく,なかにはほとんどの音節が伝わる自信があると回答する聴覚障害者が存在した.(3)多くの聴覚障害者が実際の単音節発音明瞭度よりも伝わる自信のある音節のほうが多かった.(4)単音節発音明瞭度および自己評価で,聴覚特別支援学校群と一般学校経験群の間に差は見られなかった.以上より,普段の会話は連続音声による発話であり,単音節のみで発話する機会が少ないことや周囲の人々の聴覚障害者の音声への慣れから,高い自己評価が見られたと推察された.</p>
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 61(2) 43-53 2019年12月 査読有り筆頭著者
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 61(2) 63-72 2019年12月 査読有り
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 61(2) 83-95 2019年12月
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AUDIOLOGY JAPAN 62(4) 326-333 2019年 査読有り筆頭著者<p>要旨: 本研究では, 聴覚特別支援学校出身で音声言語を主なコミュニケーション手段として用いる重度聴覚障害者を対象に, 発話速度の特徴及び速度調節の方略を明らかにすることを目的とした。異なる3種の速度での発話の持続時間について音響分析を用いて, 健聴者との比較検討を行った。その結果, 重度聴覚障害者の発話速度は健聴者より速度低下が見られ, ポーズ時間に差が見られなかったことから, 重度聴覚障害者は構音にかかる時間が延長していることが示された。ただし, 個人差が大きく, 重度聴覚障害を有していても, 健聴者と近似した発話をする例が見られた一方で, 速く発話することが厳しい例も確認された。そして, 異なる発話速度間では, 発話時間とポーズ時間の比率から, 健聴者及び重度聴覚障害者ともに, 文中・文間ポーズ時間の増減によって, 速度を調節して発話していることが明らかになった。</p>
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 60(3) 121-135 2018年10月 査読有り
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 60(2) 51-71 2018年7月 査読有り
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 60(1) 1-9 2018年4月 査読有り筆頭著者
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筑波大学特別支援教育研究 12 1-8 2018年3月 筆頭著者本研究は,重度聴覚障害児の発話にみられる発話速度およびピッチを取り上げて,その韻律的特徴の変化を縦断的に究明していくことを目的としている。今回は,重度聴覚障害児1名を対象に,小学部3年,小学部6年,高等部3年の3時点において,「せつぶん」の音読を実施した。その音読された発話音声の発話速度とピッチを音響的に測定し,各段階および健聴者との比較検討を行った。その結果,発話速度は小学部3年時点に比べ高等部3年時点になると速くなることが示された。ただし,小学部6年時点は小学部3年時点より速度低下が認められた。その要因として,①発話材料の内容を熟考しながら音読したため,②発音要領を明瞭に意識して読もうとしたため,結果的にゆっくりになったと考えられた。また,ピッチに関しては,年齢が上がるにつれて下がっており,高等部3年時点では健聴女性と近似したピッチを示すことが明らかになった。
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筑波大学特別支援教育研究 = THE JAPANESE JOURNAL OF SPECIAL NEEDS EDUCATION RESEARCH (12) 83-94 2018年3月聴覚特別支援学校小学部の音楽科の授業では,音楽の諸能力を伸ばすとともに,音楽を愛好する気持ちや楽しむ気持ちを育むためにさまざまな実践が行われている。聴覚特別支援学校に在籍している多くの聴覚障害児は聴覚活用に制約があることから,音楽科の指導の難しさが課題とされている。そこで,本研究では,聴覚特別支援学校小学部の音楽科担当教員を対象に,質問紙調査を通して音楽科の授業の工夫や取り組みについて検討した。その結果,音楽科の授業を行うにあたっての注意点や考慮すべき点として,「音楽は楽しいという気持ちを育てる」といった回答が最も多く見られた。また,個々の児童の聴こえへの配慮とともに,(1) 音楽を理解するために歌詞表示など視覚的な情報や補助教材の確保,(2) 歌唱における自由な発声表現や個々の聴こえや嗜好に合わせた器楽や楽曲の選定,が聴覚障害児にとって音楽科の授業を楽しむための留意点であることが示唆された。
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障害科学研究 42(1) 105-113 2018年 査読有り筆頭著者<p>本研究では、重度聴覚障害者の発話及びポーズの時間的特徴について明らかにするために、100dBHL以上の聴覚障害学生10名及び健聴学生10名を対象に、文章の音読を通して得られた音声資料について、音響音声学的に検討した。その結果、健聴学生よりも速い発話速度を示す重度聴覚障害学生の存在が認められた。その反面、従来の聴覚障害者を対象とした先行研究の知見と同様、発話速度の低下がみられる者が確認された。すなわち、100dBHL以上の重度聴覚障害を有しても、多様な発話速度を示す者の存在が認められた。さらに、重度聴覚障害学生の発話は、文中ポーズ回数が多い一方で、健聴学生よりもポーズ時間が短く、発話全体に対するポーズ時間の割合が少ないことが明らかになった。そのことは、音声言語を用いる重度聴覚障害者の中には、従来課題とされていた音節に対する調音運動の時間が短縮している者の存在が示された。また、速い発話やポーズ時間の短さは、聴覚障害者の発話の不明瞭性の一因となり得る可能性も考えられた。</p>
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聴覚言語障害 = The Japanese journal of hearing and language disorders 47(2) 51-60 2018年 査読有り筆頭著者
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ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf 59(1) 21-36 2017年4月 査読有り
書籍等出版物
3講演・口頭発表等
42所属学協会
11-
2019年4月 - 現在
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2016年4月 - 現在
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2016年4月 - 現在
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2016年4月 - 現在
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2016年4月 - 現在
共同研究・競争的資金等の研究課題
4-
2022年 - 2024年
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文部科学省 2021年12月 - 2022年3月
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文部科学省 2021年9月 - 2022年3月
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日本リハビリテーション連携科学学会 2021年4月 - 2022年3月