大阪教育大学 研究者情報 
Osaka Kyoiku University Researcher Information
 
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茂野 仁美

 
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研究者氏名茂野 仁美
 
シゲノ ヒトミ
URL
所属大阪教育大学
部署総合教育系
職名特任講師
学位教育学修士(和歌山大学)
科研費研究者番号70831543
J-Global ID202001007774562894

研究キーワード

 
親子関係・発達障害・教師への支援・発達相談・乳幼児の社会性・乳幼児のリズム同期

論文

 
 
 
茂野 仁美   
大阪総合保育大学紀要   (14) 85-96   2020年3月   [査読有り]
 
茂野 仁美   
大阪千代田短期大学紀要   (49) 12-22   2019年   
 
 

講演・口頭発表等

 
 
日本学校心理学会第21回千葉大会(於:聖徳大学)pp.83   2019年12月7日   
 
日本臨床発達心理士会第6回全国大会 (於:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス)発表論文集pp88-8   2011年8月7日   
 
日本臨床発達心理士会第3回全国大会 (於:日本女子大学目白キャンパス)発表論文集pp108-109   2007年7月28日   
 
第6回日本音楽療法学会学術大会(於:宮城学院女子大学)発表論文集 pp58   2006年8月25日   

その他

 
 
保育者が「気になる子ども」と感じる
明確な診断名のついていない子どもへの支援と,保育者への支援について検討した。保育カウンセラーは、保育現場で対象児に直接関わり支援すると共に,保育者には子どもに対する具体的にかかわり方を提案した。その結果,対象児は自己コントロールできるようになり,保育者はこれまでの保育のあり方について内省し,環境を構造化する必要性への気付くようになってきた。今後の課題は、入り込みの支援のより一層の充実と,気付きを促す保育者の学びの支援のあり方,保護者を直接支援に結びつけるための保育者支援である。
(戸籍上の木野姓で執筆・発表)
 
 
不登校との関連が指摘されている対人関係や学習における困難は、はじめは「気になる子ども」として相談される。かれらは幼児期にも「気になる子ども」と保育者から心配されていたり、乳幼児健診で言語面や認知面でややゆっくりの発達の様相だったりという経過が少なくない。本稿では、筆者の相談活動から、幼児期の発達を踏まえた小学校での発達支援の実践をまとめた。発達相談で指摘されやすい表出言語のみの遅れを呈する子どもの経過観察だけでなく、発達の様相からの関わりにくさから生じた愛着の問題など複合的な課題もあることが多い。継続した支援が必要である。
(※戸籍上の木野 姓で執筆・発表)
 
 
地域の産婦人科の子育て支援クラスで「普通」の子育てをする親子対象の「音楽あそび」の活動において、具体的に遊び方や、遊びの内容を子どもの年齢、心身の発達段階に即した提案や、親が困り感を感じる子どもの行動について発達的観点から解説、かかわり方の提案を通し、親同士が子育ての悦びや悩みを自然に出し合い学び合う場の提供を行ってきた。この活動から、幼児期の発達の見通しや、幼児期の行動や遊びの本質、意義について、幼児教育や保育が目指している学び(=遊び)の発達的観点をふまえ伝えることの意義について分析を行った。
(※戸籍上の木野 姓で執筆・発表)