大阪教育大学 研究者情報 
Osaka Kyoiku University Researcher Information
 
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表現活動教育系

研究者リスト >> 橋本 恒
 

橋本 恒

 
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研究者氏名橋本 恒
 
ハシモト ヒサシ
URL
所属大阪教育大学
部署表現活動教育系 スポーツ科学部門
職名准教授
学位教養学士(サンフランシスコ大学), 理学修士(ミドルテネシー州立大学大学院), 学術博士(京都工芸繊維大学大学院)
科研費研究者番号20827810
J-Global ID202001014926133958
連絡先hashimoto-h57@ex.osaka-kyoiku.ac.jp

プロフィール

サンフランシスコ大学在学中は運動部の学生トレーナーとして勤務し基本的なアスレティックトレーナーとしての技術を身に付けることで忙殺される毎日を過ごした。そんな中で幸いにも1997年~1999年の夏、サンフランシスコジャイアンツ(A)にてインターン/アシスタントトレーナーとして勤務し、さらに2001年~03年には広島東洋カープにてアスレティックトレーナーとして勤務し日米両国におけるプロ野球選手のためのアスレティックトレーナーとしての技術を身に付けることが出来た。大学卒業、そしてNATA-BOC認定資格取得後、ミドルテネシー州立大学大学院にて常に変わりゆく最新のスポーツ医学を学んた。その結果、スポーツ医学の専門分野は基本的な知識そのものが日進月歩の上、ケースバイケースで対応も異なり選手個々の性格を把握した上で選手と共に学習すべきと考えるようになった。さらに大学院にて深いスポーツ医学を学びながら講師として教壇に立つ傍らテネシー州を中心に点在しているNational Health Care Hospitalにてアスレティックトレーナーとして勤務し、そこで主に一般市民のスポーツ傷害、健康管理に従事した。ここでは日米両国プロ野球界での経験とは違い、地域密着型の医療を実践していくことになり整形外科医の先生方その他の医療専門家、スポーツの現場の管理者、コーチ、選手の両親と協力しながら一般スポーツ選手の健康管理チームのメンバーとしてアスレティックトレーナーとしての仕事に従事した。いろいろな現場経験の中で私自身の内科的、外科的、更にトレーニング、リハビリテーションに関する知識の希薄なことを実感するようになりスポーツ医学にとらわれず運動選手の動き全般に対し興味を増していく日々が続いた。そこで、大阪大学大学院にて野球選手のバイオメカニクスを研究することとなった。野球選手の詳細な動きを理解していないと正確なトレーニングメニュー、リハビリメニュー、更には傷害予防対策を立てられないと考えたからだ。私の研究の基本理念は経験論と科学的な理論を重ね合わせることによって初めて後世に受け継ぐべき指導、トレーニング、リハビリ理論が見えてくると確信していることである。さらに、上記の知識を基に京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科(博士後期課程): バイオテクノロジー専攻(学術博士)にて研究者としての土台を構築させた。私の研究では従来からいろんな方々が実施してきたスポーツ傷害や技術に関する科学的な分析も含め私の研究結果を総合的に分析して、しっかりとしたスポーツに関する指導、トレーニング、リハビリ理論を築き上げようと考えている。

研究キーワード

 
スポーツ医学 ,Athletic Training

経歴

 
2023年4月
 - 
現在
大阪教育大学 表現活動教育系 スポーツ科学部門 准教授 
 
2010年4月
 - 
現在
大阪大学 全学教育推進機構/インターナショナルカレッジ 非常勤講師 
 
2019年4月
 - 
2023年3月
大阪教育大学 教育協働学科 スポーツ科学部門 特任助教 
 
2007年4月
 - 
2009年3月
甲南大学 スポーツ・健康科学教育研究センター所属 スポーツ・健康科学教育研究センター所属 アスレティックトレーナー 
 
2001年8月
 - 
2004年1月
(株)広島東洋カープ トレーナー部門 アスレティックトレーナー 
 

学歴

 
2020年4月
 - 
2022年3月
京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 バイオテクノロジー専攻
 
2005年4月
 - 
2008年3月
大阪大学大学院 医学系医学科 予防環境医学専攻 健康スポーツ科学講座 運動制御学研究室
 
1999年9月
 - 
2001年8月
Middle Tennessee State University HPHER Department Health Science
 
1995年9月
 - 
1998年12月
University of San Francisco Exercise & Sports Science Major Athletic Training
 

受賞

 
1998年8月
日米プロ野球トレーナー協会, 日米プロ野球トレーナー協会奨学金授与,United States of America
 

論文

 
 
石川 美久   橋本 恒   中井 悠人   松原 英輝   貴志 泉   井上 功一   
大阪教育大学紀要   72 67-76   2024年2月   [査読有り]
 
HISASHI HASHIMOTO   MOTOI SHIBAHARA   MISATO OSAKI   
Journal of Physical Education and Sport   Vol 23(issue 8) 2060-2072   2023年8月   [査読有り]
 
橋本恒   柴原基   来田宣幸   野村照夫   
スポーツパフォーマンス研究   2022(14) 335-347   2023年2月   [査読有り]
 
HISASHI HASHIMOTO, MOTOI SHIBAHARA, YUKI MIZUTA, KENTARO MIZUSHIMA   
Journal of Physical Education and Sport   22(7) 1748-1760   2022年7月   [査読有り]
 

MISC

 
 
橋本 恒   
甲南大学スポーツ・健康科学教育研究センター論集<第17号>   (17) 27-39   2009年3月   
著者の考えるストレングス&コンディショニング理論に基づいたプログラムを一年間実施し、そのトレーニング効果をピッチングフォーム、球速、体力要素等から検討した。

書籍等出版物

 
 
報知高校野球 報知新聞社出版、 2015年9月号 162-163頁   2015年9月1日   
指導しない指導」による正しいフォームの習得法 最終回は、野球の基本となる投球時の腕と投球・打撃時の下半身の使い方の指導方法を解説します。
 
報知高校野球 報知新聞社出版、 2015年7月号 116-117頁   2015年7月1日   
姿勢反射を起こしやすいストレッチ法を紹介します。3種類のストレッチの説明をします。スタティックストレッチ、ダイナミックストレッチ、バリスティックストレッチの3種です。
 
報知高校野球 報知新聞社出版、 2015年5月号 126-127頁   2015年5月1日   
今回のトレーニングには、野球における股関節の基本動作が、すべて含まれています。下半身の安定性を高めながら、股関節の可動域も向上させ、下半身と体幹の筋力強化もできます。
 
報知高校野球 報知新聞社出版、 2015年3月号 152-153頁   2015年3月1日   
動きの中での正しい姿勢維持を目的としたトレーニングを紹介します。「姿勢反射」を主とする動きを導くためにはインナーユニットが正常に機能することが必要不可欠です。今回のトレーニングは機能異常を予防する目的だけでなく、動きの中での姿勢維持、つまりパフォーマンス向上にも大きく役立ちます。
 
報知高校野球 報知新聞社出版、 2015年1月号 158-159頁   2015年1月1日   
姿勢反射を野球のパフォーマンスにつなげるための具体的なトレーニング方法について解説していきます。姿勢反射を呼び起こすためには、まず正しい姿勢をとることが絶対条件になります。正しい姿勢は全身をリラックスさせ、最も効率良く体を動かせる状態だからです。

講演・口頭発表等

 
 
太田 順康 先生 橋本 恒 先生 松原 英輝 先生 石川 美久 先生 貴志 泉 先生   
2023年7月26日   [招待有り]
 
橋本 恒   
第11回大阪教育大学附属学校園教員と大学教員との研究交流会   2023年3月13日   
 
橋本 恒   
大阪教育大学主催の公開授業   2021年3月7日   [招待有り]
 
橋本 恒   
大阪教育大学全学F D事業   2020年6月22日   [招待有り]
 
橋本 恒   
第31回日本整形外科超音波学会   2019年7月7日   日本整形外科超音波学会   
[目的]本研究では非特異的腰痛と梨状筋症候群(以下PS)との関連を考察し,非特異的腰痛への多角的な理解を深めることによって,当該の腰痛に対する適切な対処方法の提案を目的とする.

所属学協会

 
1999年4月
 - 
現在
全米アスレティックトレーナー協会
 
   
 
スポーツパフォーマンス研究