鈴木康文

研究者氏名	鈴木康文
	ススキヤスフミ
URL	http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~susuki/
所属	大阪教育大学
部署	理数情報教育系
職名	教授
学位	Doctor (Engineering)(Kyoto University), 京都大学博士(工学)(京都大学), Master (Engineering)(Kyoto University), 工学修士(京都大学)
科研費研究者番号	00196784
J-Global ID	200901094497580318

研究キーワード

物理実験教材の開発 ,アルカリハライドの電子刺激脱離 ,イオンビーム加速器イオン源固体・固体表面原子分子荷電変換電荷移行エネルギー損失実験教材

研究分野

自然科学一般 / 半導体、光物性、原子物理 / 原子・分子・量子エレクトロニクス
ナノテク・材料 / 応用物理一般 / イオンビームと物質との相互作用
人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学 / 物理教育（実験教材開発）

経歴

2007年11月

大阪教育大学・教授

2007年4月

2007年10月

大阪教育大学・准教授

1996年12月

2007年3月

大阪教育大学・助教授

1986年11月

1996年11月

京都大学・助手

学歴

1984年4月

1986年3月

京都大学大学院工学研究科原子核工学

1984年

大阪大学工学部原子力工学科

委員歴

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2019年4月

2021年3月

日本物理学会若手奨励賞審査委員（領域1）

2015年4月

2019年3月

日本物理学会代議員

2018年1月

2018年12月

日本表面真空学会 2018年学術講演会プログラム委員

2017年4月

2018年3月

日本物理学会領域１代表

2017年10月

International Workshop on Inelastic Ion-Surface Collisions IISC-23組織委員会委員

論文

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Growth of Au particles evaporated on KBr and KCl substrates wearing increased densities of surface steps

Yuuko Fukazawa Suguru Shibata Masatake Ikemoto Hiroki Kawatoko Yasufumi Susuki

Journal of the Vacuum Society of Japan 57(4) 147-151 2014年 [査読有り]

Growth forms of Au particles prepared by vacuum evaporation methods on KBr(001) and KCl(001) substrates with two types of surface steps prepared by thermal sublimation and by electron stimulated desorption are studied by using a carbon backing met...

Intensity distributions of reflected surface channeling protons scattered on surfaces of electron-bombarded alkali halide crystals.

Y. Fukazawa K. Kihara K. Iwamoto Y. Susuki

NUCLEAR INSTRUMENTS & METHODS IN PHYSICS RESEARCH SECTION B-BEAM INTERACTIONS WITH MATERIALS AND ATOMS 315 60-63 2013年11月 [査読有り]

We have examined the surface-channeling of 550 keV protons on electron-bombarded KBr(001) surfaces at grazing incidence. On the surface, electron-stimulated desorption (ESD) resulting from the irradiation of 5 keV electrons changes the surface mor...

スマートハウス模型の製作と未来の電気エネルギー教育

鈴木康文亀田菜津美深澤優子岩本恒平木原一道

物理教育 61(2) 61-66 2013年6月 [査読有り]

生活に密着し,比較的簡単に作れる教材をめざして,スマートハウスの模型を製作した。加えて,模型全体を説明するためのポスターやいくつかの項目に分けたワークシートを作成し,理科実験イベントで,子どもや保護者等を対象にし,未来の省エネルギー社会の電気エネルギーの利用方法の教育実践を行った。その結果,本教材またはその一部は,エネルギー教育に有効な新しい教材として,大学や学校教員の理科部会等で製作し,科学イベント等に使用することが可能であるという期待が持てた。

Simulation of intensity oscillation of planar surface-channeling protons scattered on KBr surface irradiated by electrons

Yuuko Fukazawa Kazumichi Kihara Kohei Iwamoto Yasufumi Susuki

Journal of the Vacuum Society of Japan 56(10) 428-432 2013年 [査読有り]

Trajectories of fast (0.55 MeV) protons impinging under planar surface channeling conditions with an angle of incidence of several mrad are calculated on KBr(001) surfaces decorated by electron stimulated desorption (ESD). Two-dimensional angular ...

高速陽子の散乱パターン観察によるイオン結晶表面のステップ密度の導出

深澤優子池本将健柴田卓鈴木康文

真空 55(4) 167-170 2012年 [査読有り]

MISC

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KBr表面に電子刺激脱離を誘起する欠陥種による脱離収量変化

深澤優子鈴木康文

日本表面真空学会学術講演会要旨集 2021 3P16 2021年

KBr等のアルカリハライド表面に数keVの電子が入射すると，結晶内部で生じた数種の欠陥拡散によって表面原子が脱離する。表面の形状変化を引き起こす脱離は，平坦な表面に１原子層深さのピットを形成する脱離と，表面のステップエッジからの脱離がある。本研究では，これらの欠陥による脱離収量の変化を，表面形状によって変化する高速斜入射陽子の表面散乱強度と陽子散乱軌道計算の結果とを比較して調べた。

電子刺激脱離したKBr表面の蓄積欠陥評価に向けた陽子散乱

深澤優子鈴木康文

日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 72 2020年

アルカリハライド表面に電子が入射すると，結晶内部で数種の欠陥が生じる。一部の欠陥は固体内を拡散して表面付近で欠陥の集合体を形成し，表面原子を刺激脱離させる。電子線照射量に応じて１原子層ずつ剥離するように脱離する。本研究では電子刺激脱離したKBr表面に15keVの陽子を斜入射し，表面原子の脱離周期に応じて振動する散乱強度を調べ，表面下に蓄積する欠陥の評価方法について検討した。

電子刺激脱離したKBr表面でのkeV陽子散乱強度振動の電子線照射条件依存

田崎賢也𠮷川優太深澤優子鈴木康文

日本表面真空学会学術講演会要旨集 2019 1P41 2019年

電子線照射により刺激脱離したアルカリハライド表面は照射量に応じて１原子層ずつ剥離するように脱離する。電子刺激脱離したKBr表面に15keVの陽子を斜入射し，表面原子の脱離周期に応じて振動する散乱強度を電子線のエネルギーや電流密度，試料の温度を変えて調べた。

低エネルギーイオンビーム照射によるステンレスメッシュアセンブリからの二次電子電流

深澤優子日置岳人伊東翼鈴木康文

日本表面真空学会学術講演会要旨集 2019 1P40 2019年

イオンビームの照射により発生する二次電子を増幅するため、ステンレスメッシュを重ねたアセンブリを作成した。これらを用いて得られたデータをイオンならびに電子をステンレスにあてたときの二次電子放出と幾何学に基づいた考察を施すことによって，高度な数学を用いず，特殊な材料研究にも偏らず，一般理系向けにも役立つ研究テーマとした。

斜入射keV陽子散乱で観察するKBr表面の電子刺激脱離

田崎賢也深澤優子鈴木康文

日本物理学会講演概要集 74.2 452-452 2019年