大阪教育大学 研究者情報 
Osaka Kyoiku University Researcher Information
 
言語の選択:

研究者業績

研究者リスト >> 廣木 義久
 

廣木 義久

 
アバター
研究者氏名廣木 義久
 
ヒロキ ヨシヒサ
URLhttp://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~hiroki/
所属大阪教育大学
部署
職名理事・副学長
学位博士(理学)(東京大学), 教育学修士(静岡大学)
J-Global ID200901057671795644
連絡先hiroki@cc.osaka-kyoiku.ac.jp

研究キーワード

 
地学教育 ,科学教育 ,地質学 ,堆積学

研究分野

 
  • 人文・社会 / 科学教育 / 
  • 自然科学一般 / 固体地球科学 / 

経歴

 
2022年4月
 - 
現在
大阪教育大学  理事・副学長 
 
2013年4月
 - 
2022年3月
大阪教育大学 教育学部 教授 
 
2007年4月
 - 
2013年3月
大阪教育大学 教育学部 准教授 
 
2000年4月
 - 
2007年3月
大阪教育大学 教育学部 助教授 
 
1995年4月
 - 
2000年3月
大阪教育大学 教育学部 助手 
 

学歴

 
1991年4月
 - 
1994年9月
東京大学 大学院理学系研究科 地質学専攻 博士課程
 
1987年4月
 - 
1989年3月
静岡大学 大学院教育学研究科 修士課程 理科教育学専攻
 
1983年4月
 - 
1987年3月
茨城大学 教育学部 小学校教員養成課程理学科
 

委員歴

 
2008年
 - 
現在
日本地学教育学会  評議員
 
2014年
 - 
2020年
日本地質学会  理事
 
2005年
 - 
2013年
日本堆積学会  運営委員
 

受賞

 
2012年
日本地質学会第119年学術大会優秀ポスター賞
 
2007年
平成19年度日本地学教育学会優秀論文賞
 

論文

 
 
廣木 義久   
地学教育   70(2) 79-87   2017年10月   [査読有り]
教員養成学部学生の地質野外実習レポートの記述に見られる誤記述の例を示し,その要因を考察した.今回明らかとなった誤記述には次の四つのケースがあった.ケース1:地層に含まれる礫の岩石名を地層そのものの岩石名としている.ケース2:地層に含まれる礫をなす岩石ができた環境(礫の母岩のできた環境)を地層ができた環境としている.ケース3:現在の堆積環境を地層が堆積した堆積環境としている.ケース4:文章中の因果関係が不明・不適切である.これらの誤記述のケースは,礫層の形成プロセスに関する理解の不十分さ (...
 
廣木 義久   吉本 直弘   平松 和彦   
地質学雑誌   123(8) 627-636   2017年8月   [査読有り]
球状氷を砂粒子に見立てた,砂岩の続成作用(特に砂の固結化作用)を教示するための実験(A, B, C)を考案,実施し,その実用性を検討した.実験Aでは,氷点下で2つの球状氷を塩ビパイプ中に重ねて静置した.実験Bでは,実験Aと同様の方法で,2つの球状氷の上に890gの重しを乗せた.実験A,Bともに,1ヶ月後,球状氷は結合していた.実験Cでは,室温下でアクリルパイプ中に2つの球状氷を重ねて入れ,ラップで密閉した後,氷点下で静置した.2ヶ月後,球状氷は結合していた.実験Aの1ヶ月後および実験Cの2...
 
廣木 義久   寺戸 真   
地学教育   70(1) 23-29   2017年7月   [査読有り]
高校生の火成岩組織に関する知識と火成岩標本の鑑定能力を調査した.90人の生徒を対象に深成岩と火山岩のスケッチを示し,火成岩のタイプ(深成岩か火山岩)とそれぞれの組織名(等粒状組織と斑状組織)を質問した.火成岩のタイプについては98.9%の生徒が正答を与え,組織名については84.4%の生徒が正答を与えた.また,花崗岩の標本(研磨面あるいは非研磨面)あるいは写真を示し,標本あるいは写真が深成岩であるか火山岩であるかを尋ねたところ,研磨面については30人中の53.3%,非研磨面については30人中...
 
廣木 義久   藤井 宏明   冨田 晃彦   
大阪教育大学紀要第V部門(教科教育)   65(2) 23-31   2017年2月   
type:Article
太陽の日周運動に関する理解度と文章記述能力について大学生と中学生を対象に調査した。太陽の軌跡に関する図の分析から,大学生において天球という概念が理解できていない者がいること,大学生と中学生の多くが北極点における方位を理解できていないことが分かった。また,太陽の軌跡に関する文章の分析から,記述のために必要な要素が不足しているケースが多いことが明らかとなった。本研究の結果から,大学生,中学生ともに科学的な文章を正確に記述することに対する意識が低いことが明らかとなった。...
 
廣木 義久   藤井 宏明   平田 豊誠   
地学教育   68(3) 119-128   2016年3月   [査読有り]

MISC

 
 
廣木義久   
みんなの地学   (4) 62-62   2023年7月   
 
廣木義久   
みんなの地学   (4) 60-60   2023年7月   
 
増田 富士雄   廣木 義久   
兵庫津遺跡第62次発掘調査報告書   17-28   2017年3月   
 
寺戸 真   廣木 義久   
地学教育   68(3) 156-156   2016年3月   
 
廣木義久   
理科教育ニュース   (961) 6-7   2015年11月   

書籍等出版物

 
 
少年写真新聞社
少年写真新聞社   2021年1月   (ISBN:9784879817297)
 
少年写真新聞社
少年写真新聞社   2017年2月   (ISBN:9784879815903)
 
Ito, M, Kameo, K, Satoguchi, Y, Masuda, F, Hiroki, Y, Takano, O, Nakajima, T, Suzuki, N
The Geological Society of London   2016年5月   (ISBN:9781862397439)
 
少年写真新聞社
少年写真新聞社   2013年1月      
 
福江 純, 小西 啓之, 吉本 直弘, 廣木 義久, 松本 桂
プレアデス出版   2009年11月      

講演・口頭発表等

 
 
日本地学教育学会第77回全国大会   2023年8月   
 
日本地学教育学会第76回全国大会   2022年8月   
 
日本地学教育学会第75回全国大会オンライン大会   2021年8月   
 
日本地学教育学会第74回全国大会オンライン大会   2020年11月   
 
日本堆積学会2020年オンライン大会   2020年11月   

所属学協会

 
 
   
 
日本古生物学会
 
   
 
日本理科教育学会
 
   
 
国際堆積地質学会
 
   
 
日本地学教育学会
 
   
 
静岡県地学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
中学校における地層学習の理論検証と地層形成実験・授業の開発
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
廣木 義久 
研究期間: 2021年4月 - 2025年3月
 
河床堆積物の上流から下流にかけての細粒化の成因認識調査と教材の開発・提案
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
平田 豊誠 廣木 義久 小川 博士 
研究期間: 2021年4月 - 2024年3月
 
小・中学校の地層学習の科学理論的省察と地層形成実験・授業の開発に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
廣木 義久 
研究期間: 2017年4月 - 2021年3月
 
科学言語の誤使用パターンと論述能力向上のための科学作文指導プログラムの開発・評価
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
廣木 義久 裴 光雄 
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
 
石と宝石の学習を組み入れた岩石・鉱物の授業研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
廣木 義久 山口 弘 平田 豊誠 
研究期間: 2005年 - 2008年