大阪教育大学 研究者情報 
Osaka Kyoiku University Researcher Information
 
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多文化教育系

研究者リスト >> 井上 直子
 

井上 直子

 
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研究者氏名井上 直子
 
イノウエ ナオコ
URL
所属大阪教育大学
部署多文化教育系
職名教授
学位文学修士(大阪大学), (BLANK)(Osaka University), 博士(文学)(大阪大学), docteur es lettres(Montpellier Ⅲ University), 文学博士(モンペリエ第3大学(フランス))
科研費研究者番号80314441
J-Global ID200901056406296184
連絡先inouenao@cc.osaka-kyoiku.ac.jp

研究キーワード

 
フランス文学、ポール・ヴァレリー

研究分野

 
  • 人文・社会 / ヨーロッパ文学 / ヨーロッパ文学

経歴

 
2021年4月
   
 
大阪教育大学  教授 
 
2007年4月
   
 
大阪教育大学准教授   
 
2002年4月
   
 
大阪教育大学助教授   
 
1999年4月
   
 
大阪教育大学講師   
 

学歴

 
1993年4月
 - 
1998年3月
大阪大学 大学院文学研究科博士後期課程 仏文学
 
 
 - 
1991年
大阪大学 文学部 文学科
 

委員歴

 
2012年4月
 - 
2017年3月
大学入試センター  特別問題作成委員
 
2012年6月
 - 
2014年5月
日本フランス語フランス文学会関西支部  実行委員
 
2012年6月
 - 
2014年5月
日本フランス語フランス文学会関西支部  編集委員
 
2009年4月
 - 
2011年3月
大学入試センター  特別問題作成委員
 
2004年6月
 - 
2006年5月
日本フランス語フランス文学会関西支部  実行委員
 

論文

 
 
井上直子   
大阪教育大学紀要 第一部門   64(2) 1-20   2016年2月   
我々は拙稿「ヴァレリーのパスカル批判-『パンセ』の三つの句をめぐって-1)」において,ヴァレリーが刊行されたテクストで取り上げ,批判した『パンセ』の句は三つだけであること,その批判はパスカルの思想全体への考察を踏まえたものではなく,あくまでもヴァレリー自身の探求に照らしてパスカルの句を解釈したものであること,それゆえ,パスカル批判という点では表層的なものに過ぎないということについて述べた。本論では,この三つの句について,パスカルが言わんとしていたことを吟味し,ヴァレリーの理解がどの点にまで...
 
井上直子   
大阪教育大学紀要 第一部門   64(1) 11-32   2015年9月   
ヴァレリーがデカルトを礼賛し,パスカルを批判していたことは知られている。では,ヴァレリーはなぜパスカルをそこまで非難し続けたのだろうか。精神の機能について思いを巡らせる日々の中で,パスカルの思想がヴァレリーに何か引っかかり続けたとすれば,それはどういう点なのか。本論文では,ヴァレリーが具体的に挙げた『パンセ』の三つの句を手がかりに,ヴァレリーが何を非難したのか,その批判はヴァレリー自身の思想のどういった点から来ているのかということを,芸術論,宗教に関する評論,精神のシステムについての考察に...
 
 
井上直子   
ガリア   (50) 175-184   2010年3月   [招待有り]
 
井上直子   
テクストの生理学   501-513   2008年3月   

MISC

 
 
井上直子   
産経新聞      2016年7月   [招待有り]

書籍等出版物

 
 
 
Atelier national de reproduction des theses   2007年12月10日      
 
柏木隆雄, 金崎春幸, 高岡幸一, 春木仁孝, 和田章男, その他(担当:共著)
大阪大学出版会   2004年      

講演・口頭発表等

 
 
ヴァレリーに対峙するメルロ=ポンティ—1953年、コレージュ・ド・フランスでの講義「文学的言語に関する考察」をめぐって—   2019年3月27日   東京大学大学院フランス語フランス文学研究室   [招待有り]
メルロー=ポンティがヴァレリーに関するまとまった形の評論として用意していた草稿が『文学的言語の使用に関する考察』というタイトルで出版された。これにちなんで、ヴァレリーとメルロ=ポンティの思想の類似点について考察した。
 
井上直子   
大阪大学フランス語フランス文学会   2015年3月7日   大阪大学   [招待有り]
 
井上直子   
日本ヴァレリー研究会   2001年6月2日   上智大学   [招待有り]
 
井上直子   
日本フランス語フランス文学会春季大会   1998年5月31日   成城大学   
 
井上直子   
国際シンポジウム『東と西の対話−ポール・ヴァレリーの眼差しの下に』   1996年11月16日   一橋大学   [招待有り]

所属学協会

 
 
   
 
日本フランス語フランス文学会
 
   
 
大阪大学フランス語フランス文学会
 
   
 
日本ポール・ヴァレリー研究会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
フランスにおけるボードレール以降の詩的言語について
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
井上 直子 
研究期間: 2007年 - 2010年
 
研究期間: 2004年 - 2005年
 
ポール・ヴァレリーにおける反―知性的側面の研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
井上 直子 
研究期間: 2001年 - 2002年
 
 

その他

 
 
ヴァレリーの「恋愛書簡」をめぐる論文集について、各論文を要約、紹介することで、恋愛が果たした役割と、そこに焦点を当てた研究が今後示すヴァレリー読解の可能性について紹介した。
 
 
2017年10月開催のシンポジウムの論考集について、ヴァレリーの研究動向、論文の内容を紹介しつつ、シンポジウムの意義を述べた。
 
 
『三声書簡 1888-1890』に関する書評。仏近代文学の第一級資料であり、詩壇の様子も詳細に描写している、という点を詳しく紹介した。