表現活動教育系

橋本 恒

ハシモト ヒサシ  (Hisashi Hashimoto)

基本情報

所属
大阪教育大学 表現活動教育系 スポーツ科学部門 准教授
学位
教養学士(1998年12月 サンフランシスコ大学)
理学修士(2001年8月 ミドルテネシー州立大学大学院)
学術博士(2022年3月 京都工芸繊維大学大学院)

連絡先
hashimoto-h57ex.osaka-kyoiku.ac.jp
研究者番号
20827810
J-GLOBAL ID
202001014926133958
researchmap会員ID
R000013515

サンフランシスコ大学在学中は運動部の学生トレーナーとして勤務し基本的なアスレティックトレーナーとしての技術を身に付けることで忙殺される毎日を過ごした。そんな中で幸いにも1997年~1999年の夏、サンフランシスコジャイアンツ(A)にてインターン/アシスタントトレーナーとして勤務し、さらに2001年~03年には広島東洋カープにてアスレティックトレーナーとして勤務し日米両国におけるプロ野球選手のためのアスレティックトレーナーとしての技術を身に付けることが出来た。大学卒業、そしてNATA-BOC認定資格取得後、ミドルテネシー州立大学大学院にて常に変わりゆく最新のスポーツ医学を学んた。その結果、スポーツ医学の専門分野は基本的な知識そのものが日進月歩の上、ケースバイケースで対応も異なり選手個々の性格を把握した上で選手と共に学習すべきと考えるようになった。さらに大学院にて深いスポーツ医学を学びながら講師として教壇に立つ傍らテネシー州を中心に点在しているNational Health Care Hospitalにてアスレティックトレーナーとして勤務し、そこで主に一般市民のスポーツ傷害、健康管理に従事した。ここでは日米両国プロ野球界での経験とは違い、地域密着型の医療を実践していくことになり整形外科医の先生方その他の医療専門家、スポーツの現場の管理者、コーチ、選手の両親と協力しながら一般スポーツ選手の健康管理チームのメンバーとしてアスレティックトレーナーとしての仕事に従事した。いろいろな現場経験の中で私自身の内科的、外科的、更にトレーニング、リハビリテーションに関する知識の希薄なことを実感するようになりスポーツ医学にとらわれず運動選手の動き全般に対し興味を増していく日々が続いた。そこで、大阪大学大学院にて野球選手のバイオメカニクスを研究することとなった。野球選手の詳細な動きを理解していないと正確なトレーニングメニュー、リハビリメニュー、更には傷害予防対策を立てられないと考えたからだ。私の研究の基本理念は経験論と科学的な理論を重ね合わせることによって初めて後世に受け継ぐべき指導、トレーニング、リハビリ理論が見えてくると確信していることである。さらに、上記の知識を基に京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科(博士後期課程): バイオテクノロジー専攻(学術博士)にて研究者としての土台を構築させた。私の研究では従来からいろんな方々が実施してきたスポーツ傷害や技術に関する科学的な分析も含め私の研究結果を総合的に分析して、しっかりとしたスポーツに関する指導、トレーニング、リハビリ理論を築き上げようと考えている。


研究キーワード

 2

論文

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MISC

 1
  • 橋本 恒
    甲南大学スポーツ・健康科学教育研究センター論集<第17号> (17) 27-39 2009年3月1日  
    著者の考えるストレングス&コンディショニング理論に基づいたプログラムを一年間実施し、そのトレーニング効果をピッチングフォーム、球速、体力要素等から検討した。

書籍等出版物

 7

講演・口頭発表等

 28