研究者業績

小田 朋宏

Tomohiro Oda

基本情報

所属
大阪教育大学 附属学校園 附属高等学校池田校舎 教諭

ORCID ID
 https://orcid.org/0009-0005-4287-9441
J-GLOBAL ID
202601017173633076
researchmap会員ID
R000114435

論文

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MISC

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  • KUSHIDA Kazumasa, ODA Tomohiro, YAMAGUCHI Koji
    2026年9月14日  
    <p data-path-to-node="5">初等物理学実験における主要な教育目標は、単に与えられた公式を適用することに終始するのではなく、経験的データから数学的モデルを構築し評価する方法を学生に習得させることである。本稿では、モデル構築のツールとしてスケーリング解析とデータコラプスを強調した、古典的な「水の比熱」実験のデータ駆動型再設計を提示する。学生は、ヒーター、水、および簡易熱量計を用いた様々な実験条件の下で温度と時間のデータを収集し、一見すると無関係に見える複数のデータセットを生成する。変数の連続的な再スケーリングを通じて、学生は変数空間の次元を削減し、単一のマスターカーブへのデータコラプスを達成する。そしてそこから、入力エネルギー、質量、温度変化を関連づける経験的モデルを定式化する。 <p data-path-to-node="6">この解析は、乗法的なスケーリングの限界を浮き彫りにする。すなわち、熱量計の熱容量による加法的な寄与を排除することはできず、データのみから部分系のパラメータを分離する際には本質的な不定性が生じる。経験的に構築されたモデルの妥当な領域を明確にするため、熱力学第一法則に基づく理論的記述を事後的に導入する。これは演繹的な導出としてではなく、整合性の確認および境界設定の枠組み(boundary-setting framework)として用いる。この比較により、学生は自身の経験的パラメータを熱力学で定義される比熱と関連づけ、データ駆動型モデリングの強力さと限界の両方を認識することができる。本実験は、物理的モデリングに対する学生の理解を支援するために、スケーリング、データコラプス、および理論的推論を初等実験においてどのように統合できるかを示す、具体的かつ実践可能な例を提供する。
  • 串田一雅, 小田朋宏, 山口耕司
    物理教育 74(1) 23-26 2026年  
    物理の学生実験におけるデータ先行型実験テーマとして「凸レンズの実験」および「RC直列回路の放電特性」 を提案する。データ先行型実験テーマとは,先行する実験データの検証・解釈に物理学の理論を用いるタイプの 実験テーマである。受講者は,実験データが示唆する法則性を見出して定量化し,物理学に基づいてこれを検証・ 解釈することで背後に存する理論的構造を考察する。本研究の提案は新しい学生実験テーマの設定に際してヒン トを与えるものである。
  • 小田朋宏
    物理教育 74(1) 31-34 2026年  
    先行実践を模倣・再構成する“n”番煎じの試みとして,物理基礎から物理における教材・授業デザインを継続 的に実施してきた。本報告では,放物運動,万有引力・単振動,モーメントに関する授業実践を取り上げ,生徒 78 名の振り返り調査からその学習効果を検討する。さらに,授業者自身の教材観や専門性向上に及ぼす“n”番 煎じ実践の意義を考察し,ICT活用による“n+i”番煎じへの発展可能性についても言及する。
  • 小田朋宏
    日本物理教育学会年会物理教育研究大会発表予稿集(Web) 41st 2025年  
  • 小田 朋宏, 酒井 彩香
    研究紀要 56 7-16 2024年2月29日  
    高校物理において,物体の運動の解析は「物体がいつ,どこに,どんな速度で,どんな加速度で存在するか」を明らかにすることを目的としている。物理基礎「物体の運動」「力と運動」の範囲では1次元の運動について主に扱い,2次元の運動( 放物運動) は発展的な内容として扱われている。単元の流れを1次元から2次元に発展できるように再構成し,これまで,演示実験を通じてその運動の特徴に気づかせるという手法で定性的に扱っていた放物運動について,1次元の運動での学びを踏まえて「2次元の運動の解析」をテーマに実験を計画・実行させる教材として扱えるように設定した。

書籍等出版物

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講演・口頭発表等

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