Osaka Kyoiku University Researcher Information
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研究者業績
基本情報
研究分野
2経歴
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2022年4月 - 現在
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2015年4月 - 2021年3月
論文
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Journal of Experimental Psychology: Animal Learning and Cognition 48(2) 123-134 2022年4月 査読有り筆頭著者
MISC
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大阪教育大学紀要. 総合教育科学 = Memoirs of Osaka Kyoiku University 67 295-303 2019年2月人工知能(AI)技術の開発が進み,教育への活用が見込まれる中,AI と教職との関係に対する関心が高まっている。十数年後に学校現場において中堅を担うと予想される教員志望の学生133人を対象に,自由記述形式でこの問題に関する回答を求めた。AI 活用に否定的な見解は肯定的見解の割合を若干上回った。肯定的見解には,教師の多忙化の解消策としてAI を活用すべきという意見が目立った。否定的見解では,「人間の営み」としての教育をAI が代替することはできないとして,AI を学校事務の補助としての役割に限定すべきという意見が大勢であった。今後の教員養成教育では,AI の本質と限界を学ぶため,認知心理学の履修が求められる。
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基礎心理学研究 33(1) 117-118 2014年9月30日
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大阪教育大学紀要. 第4部門, 教育科学 = Memoirs of Osaka Kyoiku University 63(1) 21-32 2014年9月自閉症を含む発達障害にたいしてイルカ介在活動を適用することにより,行動の改善が報告されてきた。本研究は,自閉症児Hを対象として,香川県さぬき市において継続的に行われたイルカ介在活動の効果に関する実践事例の報告である。今回は,知的障害を併有するHが,2012年及び2013年夏期にそれぞれ3日間(4セッション,計8セッション)にわたる活動プログラムに参加した事例を,行動課題項目評定の得点や行動観察記録に加え,発語内容を分析することによって,イルカ介在活動が特にことばの発達にどのような効果をもたらすかを検討した。その結果,行動課題得点については,今回のプログラムによって過年度を超える成績は見られなかったものの,得点が最も高かった2007年度の平均得点とほぼ同水準の得点が維持されていた。発語内容の分析においては,セッション時に傍にいた関係者(観察者)の数と発語数との間に高い相関がみられた。言語行動の改善に向けて,多くの他者と関わる適切な社会的場面の設定が重要であることが示唆される。そのような場面設定の一つであるイルカ介在活動がコミュニケーションスキルの発展・前進にいかなる効果を生み出すのかについて,心理学的概念である「ルーティン」,「スクリプト」及び「スキーマ」を引き合いに考察した。
書籍等出版物
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American Psychological Association 2017年1月16日 (ISBN: 1433823489)
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Oxford University Press 2012年 (ISBN: 9780195334654)
講演・口頭発表等
1共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2018年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 2012年4月 - 2015年3月