Osaka Kyoiku University Researcher Information
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研究者業績
基本情報
- 所属
- 大阪教育大学 健康安全教育系 教授
- 学位
- 教育学修士(大阪教育大学)
- 研究者番号
- 30548748
- J-GLOBAL ID
- 200901020820461303
- researchmap会員ID
- 6000017114
経歴
1-
2009年4月
学歴
2-
- 1988年9月
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- 1986年3月
委員歴
2-
2023年7月 - 現在
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2014年10月 - 現在
受賞
2-
2016年10月
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2015年6月
論文
112-
日本家庭科教育学会誌 = Journal of the Japan Association of Home Economics Education 66(2) 53-64 2023年8月 査読有り
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生活文化研究 60 39-46 2023年2月type:Article 本論文では、特別の教科「道徳」における消費者教育の展開に向けて、授業実践からの省察としての課題の抽出と、その克服への展望を試みた。具体的には「多すぎたお釣りをどうするか」という実践を複数学年にまたがって実践し、また、生活場面での実態のアンケート結果との比較検討から、発達段階と社会的背景を踏まえた分析を施し、今後の展開の方向性を模索している。
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生活文化研究 59 1-9 2022年2月type:Article 学校における消費者教育は、家庭科、社会科、道徳科などで実施されている。これらの教科等の授業を通した学びは、幼児期の遊びを通した学びの延長上にある。消費者市民としての道徳性や規範意識の芽生えを培う時期として幼児期に注目し、本稿では、幼児期の消費者教育の意義を明らかにし、消費者教育実践の具体例として、消費者教育の視点を加えた「お店やさんごっこカリキュラム」を提案した。幼児期の消費者教育の充実によって、小・中.高等学校の体系的な学びが実現することが示唆された。
MISC
14-
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 120-120 2018年【目的】「家政学」を学部名称にする大学が減少する中、未来を担う若い学生らにまずは、「家政学」に対して親しみを持ってもらったり、身近に感じてもらったりすることで、「家政学」を学び研究する人口を増やしたい。本研究では、大学における家政学関連科目の講義を利用して、若者の間で流行しているInstagram(写真特化型SNS)を活用した授業展開を考案し、学生らに身近に感じてもらうと同時に、一般の人達にも「家政学」を発信できるツールとしての有効性や課題を検討することを目的とした。<br>【方法】2017年度に4つの四年制大学で、1~2コマ利用し、Instagramを使った授業を行った。合計200名程の学生が受講した。本研究では、Instagramに投稿された写真を基に、フォト・ランゲージを授業内で取り入れることができたA大学について分析を行う。<br>【結果】若者の間で流行しているInstagramを使用することで、関心を持って学ぶことができ、授業外の学習時間が増加した。更に#(ハッシュタグ)をキーワードとして使うことで、「家政学」を授業外の一般の人にも伝えることができた。他方で、実施した講師によって、「自分で撮影したものか」「インターネット等で見つけた写真か」などの精査・検証ができていなかったため、著作権の問題を指導する必要性や、どんな写真を挙げていいのか分からないまま安易に授業内容として活用してしまうケースも見受けられた。
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一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 64 129-129 2012年目的 家政学の学問としての発展のためには、広く一般への認知度を増すことが肝要である。そこで関西家政学原論研究会では、家政学の紹介を内容に含むブックレット『家政学のじかん』を発行し、読み物本による家政学広報の可能性を検討した。本報告では大学生を対象として読後に行った質問紙調査結果を報告する。 <br>方法 『家政学のじかん』を関東、関西、中国地区の5大学における家政学、家庭科、栄養教諭関連科目の副読本とし、2011年10~12月に受講生を対象として集合法により質問紙調査を行った。調査内容は最も興味をもった章とその理由、読後の生活・家政学に関する考え方の変化、家政学のイメージなどである。分析対象は400票、対象者のうち、12名が男性、半数弱が2年生で19・20歳が6割であった。 <br>結果 調査結果は以下の4点にまとめることができる。(1)家族、および親子関係を題材にした章にもっとも興味をもつ学生が多く、半数が「自分に身近な内容だった」ことを理由にあげた。(2)約7割が『家政学のじかん』を読んで生活に対する考え方や生活に変化があったと回答した。変化の内容については、「自身の家族や男女の関係、生活についてより具体的に考えるようになった」というような記述が多くみられた。(3)読後に家政学についての興味・関心が「とても増した」者が20%、「ある程度増した」者は72%であった。(4)「家政学のイメージ」についての自由記述には「生活」「家庭」「女」「家庭科」「家族」の語が多く含まれ、受講科目によって認識の違いがみられた。今後は高校生や一般の読者を対象として同様の調査を行っていきたい。
書籍等出版物
17共同研究・競争的資金等の研究課題
10-
2021年4月 - 2026年3月
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2021年4月 - 2025年3月
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2021年4月 - 2025年3月
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2017年4月 - 2020年3月
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2017年4月 - 2020年3月