Osaka Kyoiku University Researcher Information
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研究者業績
基本情報
- 所属
- 大阪教育大学 表現活動教育系 特任講師
- 学位
- 博士(体育科学)(筑波大学大学院)
- 連絡先
- jindo-t93cc.osaka-kyoiku.ac.jp
- 研究者番号
- 20796833
- J-GLOBAL ID
- 201801017974157568
- researchmap会員ID
- B000308699
運動・スポーツに関する研究課題について、幅広く取り組んでいます。特に、青年期のスポーツの課題や心身の発達との関係、テニスの健康効果やパフォーマンス向上の研究に重点的に取り組んでいます。
研究分野
4経歴
5-
2023年4月 - 現在
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2021年4月 - 現在
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2021年4月 - 2023年3月
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2016年11月 - 2021年3月
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2015年4月 - 2016年10月
学歴
4-
2014年4月 - 2016年10月
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2015年8月 - 2016年1月
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2012年4月 - 2014年3月
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2008年4月 - 2012年3月
委員歴
3-
2023年4月 - 現在
-
2023年4月 - 現在
-
2018年3月 - 2021年3月
受賞
1-
2015年3月
論文
50-
Geriatrics & gerontology international 2024年10月29日 査読有り
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Geriatrics & Gerontology International 2024年10月7日 査読有り
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Preventive Medicine 108154-108154 2024年10月 査読有り
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Frontiers in Public Health 12 2024年7月5日 査読有り
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Imaging Neuroscience 2 1-19 2024年5月10日 査読有り
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International Journal of Racket Sports Science 2023年12月 査読有り筆頭著者責任著者
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Frontiers in Sports and Active Living, section Sport Psychology 5 :1203113 2023年8月 査読有り筆頭著者責任著者
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Journal of Epidemiology 2023年8月 査読有り
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International Journal of Racket Sports Science 4(2) 32-39 2023年2月 査読有り筆頭著者責任著者
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Archives of Gerontology and Geriatrics 107 104908-104908 2022年12月 査読有り
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Health and Place 79 102952-102952 2022年12月 査読有り
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Scandinavian Journal of Medicine and Science in Sports 32(8) 1224-1235 2022年8月 査読有り
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International Journal of Environmental Research and Public Health 18(22) 11944-11944 2021年11月 査読有り
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Alimentary Pharmacology & Therapeutics 54(10) 1330-1339 2021年11月 査読有り
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Journal of Occupational & Environmental Medicine 63(5) e267-e275 2021年5月1日 査読有り筆頭著者人間工学的なオフィス環境改変は身体活動を促進し、座位行動を軽減する可能性がある。しかし、それらの心血管・代謝性疾患リスク因子への影響は十分に検討されていない。そこで本研究では、オフィス移転による心血管・代謝性疾患リスク因子への効果を検証した。 移転群は都内4拠点からActivity-based working(ABW)と上下昇降デスクを導入した新しいオフィス1拠点に移転した95名の勤労者とし、傾向スコアマッチングで選定した対照群の定期健康診断データを比較した。また、移転群のみ移転前と10ヵ月後に身体活動と座位行動を測定した。 分析の結果、腹囲、HDLコレステロール、HbA1cにおいて有意な交互作用が認められた。また、HbA1cは中高強度身体活動の変化と有意な負の相関を示した。 以上より、ABWと上下昇降デスクは身体活動、座位行動を変化させ、心血管・代謝性疾患リスク因子を改善する可能性が示唆された。
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Japanese Journal of Physical Fitness and Sports Medicine 69(6) 429-436 2020年12月1日Health issues with workers include many aspects that scientific research in physical fitness and sports medicine can contribute to. Nevertheless, in Japan, there are few studies on the health problems in workers reported in the field of physical fitness and sports medicine. One reason could be the difficulty of obtaining cooperation in research from companies. This paper introduces results of epidemiological studies on health problems in workers by the Physical Fitness Research Institute. Our research serves as an example of physical fitness and sports medicine studies, including methods for securing fields for research. For the last decade, various epidemiological studies on worker's mental health, sleep, non-alcoholic fatty liver disease, and labor related issues have been conducted in our research institute. Most of these studies indicated that lack of physical activity is associated with these indicators in Japanese workers. In recent years, we have also been conducting observational and interventional studies focusing on sedentary behavior in workers. Physical activity is deeply linked to worker's health, therefore, the important approach to start a research in occupational health is to plan research that solves the company's health challenges. In occupational health, the needs to promote physical activity and to reduce sitting time are growing under the movement of "Health and Productivity Management" and burden of the COVID-19 pandemic. We believe that current challenges provide an opportunity to advance physical fitness and sports medicine research in occupational health.
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Preventive Medicine Reports 101213 2020年9月 査読有り
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International Journal of Environmental Research and Public Health 17(12) 4329-4329 2020年6月 査読有りWe clarified the effect of exercising with others on the risks of incident functional disability and all-cause mortality among community-dwelling adults. We used an inventory mail survey with a five-year follow-up for 1520 independently living older adults (mean age: 73.4 ± 6.3 years) in Kasama City, Japan. Subjects responded to a self-reported questionnaire in June 2014. Exercise habits and the presence of exercise partners were assessed. Subjects were classified into three groups: Non-exercise, exercising alone, and exercising with others. Follow-up information and date of incident functional disability and death during the five-year follow-up were collected from the database. To compare the association between exercise habits and functional disability and mortality, Cox regression analysis was conducted. Compared with the non-exercise group, exercising with others had significantly lower hazard ratios (HRs) for functional disability (0.59, 95% confidence interval (CI) 0.40–0.88) and mortality (0.40, 95% CI 0.24–0.66) in the covariate models. Compared with exercising alone, exercising with others decreased the HRs for incident functional disability (0.53, 95% CI: 0.36–0.80) and mortality (0.50, 95% CI 0.29–0.85) rates in the unadjusted model; these associations were not significant in the covariate models. Exercising with others can contribute to functional disability prevention and longevity.
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体力研究 118 1-10 2020年4月 査読有り筆頭著者セルフエフィカシーは座位行動軽減のための重要な心理的要因だが、先行の尺度が実際の座位行動を十分に反映するか否かは明らかになっていない。本研究では、新たなセルフエフィカシー尺度を開発し、客観的評価に基づく座位行動との関連性を検討した。分析の結果、30分に1回以上立ち上がることができるか否かという水準において、中程度の尺度の安定性が認められた。また、この水準のセルフエフィカシーの値は、30分以上連続の座位行動の回数・時間と有意に関連することが確認された。
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Preventive Medicine Reports 17 101030-101030 2020年3月 査読有り筆頭著者勤労者における職場で行う軽体操やストレッチングなどの運動(職場運動)の実践頻度とワークエンゲイジメント、心理的ストレスの関連性について横断的に検討した。分析には、MYLSスタディのデータを用いた。分析の結果、職場運動を週1 ~ 2日、あるいは3日以上実践している人では、週1日未満の人と比べて、ワークエンゲイジメントが高いことを明らかとなった。一方、心理的ストレスではそのような関連性は認められなかった。
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Journal of Population Ageing 1-18 2020年2月 査読有り地域在住高齢者の歩行および自転車による移動の許容距離の関連要因を横断的に検討した。分析には、茨城県笠間市の要介護認定を受けていない全高齢者を対象とした郵送調査データを用いた。分析の結果、 高齢者の歩行許容距離は約1km、自転車許容距離は約2km であることがわかった。歩行および自転車移動の短い許容距離とは、高齢、低学歴、転倒歴がある、社会とのつながりが弱い、抑うつ傾向が強い、低外出頻度、主移動手段が車であることが関連した。一方、歩行許容距離は、自宅周辺の目的地が多い場合に、自転車許容距離は目的地が中程度ある場合に、長くなりやすいことが示唆された。
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International Journal of Environmental Research and Public Health 17(1) 2019年12月 査読有り筆頭著者新しい働き方であるactivity-based workingと上下昇降デスクを導入したオフィス改装に伴う座位行動や身体活動、活用スペースの変化を検討した。その結果、改装により活動量計で評価した座位時間の約40分/日の減少が確認され、立ったり歩いたりという低強度身体活動が増加していた。さらに、定点カメラの動画データを人工知能(AI)により解析し、改装後のオフィスの活用スペース(入口や窓際に設置された共用席、回遊型の通路など)を特定した。
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教育医学 64(3) 251-259 2019年2月農村地域における独居高齢者と非独居高齢者の生活機能の違いを大規模郵送調査により検討した。その結果、独居高齢者は非独居高齢者に比して、認知機能低下を有する可能性が低いこと、一方、抑うつ傾向を有する可能性は高いことが示された。身体機能においては、世帯構成による違いは認められなかった。
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体力研究 117 8-16 2019年 査読有り本研究では、一過性の低強度リズム体操が健常高齢者の気分および認知機能に与える効果を明らかにするために低強度の自転車運動と比較した。その結果、低強度のリズム体操は自転車運動に比べて心理的な活性度や快適度を高めることが明らかになった。また、認知機能に関しては、実行機能を評価するストループ干渉時間が両条件ともに短縮し、条件間で有意な差がないことが明らかとなった。
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体力研究 117 1-7 2019年 査読有り筆頭著者勤労者における上下昇降デスクの使用状況と身体活動、座位行動の関連性について横断的に検討した。分析には、上下昇降デスクが導入されている1オフィスで実施した調査データを用いた。分析の結果、非営業職では上下昇降デスクを立位で使用している者はそうでない者と比べて勤務時間中の座位時間が約35分少なく、30分以上連続の座位行動回数も少ないことが確認された。一方、営業職ではこのような関連性は認められなかった。
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ヘルスプロモーション理学療法研究 8(4) 153-162 2019年1月 査読有り地域在住高齢者における運動実践と抑うつとの関連性について世帯構成(独居・非独居)および運動仲間(1人で実践・他者と実践)に着目し検討した。その結果、運動をしてしない独居高齢者と比べ、運動を1人でのみ実践している独居高齢者と他者と実践している独居高齢者は抑うつ傾向を有する可能性が有意に低かった。また、1人でのみ運動している独居高齢者と他者と運動している独居高齢者の間に有意差は認めなかった。
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教育医学 64(2) 134-143 2018年10月 査読有り高齢ボランティアによる運動指導が専門家の指導と同程度の効果をもたらすかを検討した。運動種目には下肢機能向上への効果が認められているスクエアステップを用いた。その結果、約3ヶ月間のスクエアステップ実践において、指導者の違いによる効果の違いは認められなかった。一方、ボランティアおよび専門家による指導はいずれも下肢機能向上効果をもたらさなかったため、運動強度や継続期間などを考慮する必要がある。
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体力研究 116 1-9 2018年4月 査読有り筆頭著者男子高校生におけるスポーツ実践とストレス対処力、気分の関連について、学校サッカー部とJ リーグユースチームの違いに着目して検討した。私立男子高校サッカー部およびJ リーグユース4チームに所属する1 年生全員を対象に分析した結果、サッカー部で優れた戦績を有する生徒およびJ リーグユースチームに所属する生徒はストレス対処力が高かった。気分の状態はJ リーグユースの生徒が学校サッカー部の生徒と比べて良好であった。
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体力研究 116(116) 10-16 2018年 査読有り勤労者104 名を対象に、加速度計で測定した客観的身体活動の実践時間帯と主観的睡眠の質との横断的関連性を検討した。分析の結果、午後(~ 17 時59分まで)の低強度身体活動量が日中の眠気の低さや総合的な主観的睡眠の質の高さと関連した。また、18 時以降の高強度身体活動量が睡眠効率の高さと関連することが明らかになった。
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発育発達研究 2018(78) 35-42 2018年 査読有り本研究では、中学時代および現在の運動・スポーツ活動と自己効力感の関連性について、男子高校生を対象に検討した。その結果、中学時代からスポーツ組織への所属を継続している生徒と同様に、組織に所属せずに自主的に運動・スポーツを継続している生徒も自己効力感が高かった。本結果より、高校生において、運動部などのスポーツ組織に所属せずとも自主的に運動・スポーツを継続することで自己効力感の発達につながる可能性が示唆された。
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教育医学 63(2) 186-194 2017年10月 査読有り本研究は、地域在住高齢者が高齢ボランティアが運営する運動サークルへ参加することで得る身体機能への効果を検討した。その結果、約1年間の運動サークルへの参加によって、女性高齢者の起居移動動作能力の指標であるtimed up and go の値が維持されていた。このことから高齢ボランティアが運営する運動サークルへの参加は、加齢による起居移動動作能力の低下抑制につながる可能性が示唆された。
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Journal of Physical Therapy Science 29(10) 1737-1741 2017年10月 査読有り地域在住高齢者169 名を対象に4年間の縦断研究を実施し、身体機能と認知機能の変化の関連性を検討した。分析の結果、通常歩行時間や手指の巧緻性が将来の認知機能を予測した。その他の握力、片足開眼立ち時間、5回椅子立ち上がり時間などのテスト結果は認知機能の変化と有意に関連しなかった。
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Journal of Geriatric Physical Therapy 40(3) 150-157 2017年7月 査読有り筆頭著者Background and Purpose: Decreasing daily life physical activity (PA) outside an exercise program might hinder the benefit of that program on lower-extremity physical function (LEPF) in older adults. The purpose of this study was to investigate how daily life PA modulates the effects of an exercise program on LEPF. Methods: The participants were 46 community-dwelling older adults (mean age, 70.1 +/- 3.5 years) in Kasama City, a rural area in Japan. All participated in a fall-prevention program called square-stepping exercise once a week for 11 weeks. We evaluated their daily life PA outside the exercise program with pedometers and calculated the average daily step counts during the early and late periods of the program. We divided participants into 2 groups on the basis of whether or not they decreased PA by more than 1000 steps per day between the early and late periods. To ascertain the LEPF benefits induced by participating in the exercise program, we measured 5 physical performance tests before and after the intervention: 1-leg stand, 5-time sit-to-stand, Timed Up and Go (TUG), habitual walking speed, and choice-stepping reaction time (CSRT). We used a 2-way analysis of variance to confirm the interaction between the 2 groups and the time effect before and after the intervention. Results: During the exercise program, 8 participants decreased their daily life PA (early period, 6971 (+/-) 2771; late period, 5175 +/- 2132) and 38 participants maintained PA (early period, 6326 +/- 2477; late period, 6628 +/- 2636). Both groups significantly improved their performance in TUG and CSRT at the posttest compared with the baseline. A significant group-by-time interaction on the walking speed (P = .038) was observed: participants who maintained PA improved their performance more than those who decreased their PA. Discussion: Square-stepping exercise requires and strengthens dynamic balance and agility, which contributed to the improved time effects that occurred in TUG and CSRT. On the contrary, because PA is positively associated with walking speed, maintaining daily life PA outside an exercise program may have a stronger influence on walking speed. To enhance the effectiveness of an exercise program for young-old adults, researchers and instructors should try to maintain the participant's daily life PA outside the program. Conclusion: Regardless of decreasing or maintaining daily life PA, the square-stepping exercise program could improve aspects of LEPF that require complex physical performance. However, a greater effect can be expected when participants maintain their daily life PA outside the exercise program.
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Geriatrics & Gerontology International 17(3) 382-390 2017年3月 査読有りAim: To explore the relationships between the built environment and older adults' physical function. Methods: The present cross-sectional study carried out in 2010-2012 used data drawn from 509 community-dwelling older adults aged 65-86 years living in Kasama City, a Japanese rural region. We evaluated physical function with the following performance tests: grip strength, sit-to-stand, timed up & go and walking speed. Using geographic information systems, we measured population density and the number of destinations related to daily life, community centers, medical facilities and recreational facilities within participants' neighborhoods. Results: After adjusting for potential confounders, we found lower population density was related to poor performance of sit-to-stand and walking speed in both sexes, and grip strength in women (trend P < 0.05). A lower number of daily life-related destinations was related to poor performance of sit-to-stand and walking speed in men, and grip strength and sit-to-stand in women. Similarly, the number of community centers was related to walking speed in both sexes. The number of medical and recreational facilities was also related to some physical performance in both sexes. A lower land use mix score, calculated by principal component analysis, was related to lower performance of sit-to-stand and walking speed in men, and grip strength and sit-to-stand in women. Conclusion: The present study suggests that, although there are some sex differences, low population density, land use mix, and fewer daily life-related destinations, community centers, medical facilities and recreational facilities are negative determinants of physical function.
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理学療法科学 32(1) 105-110 2017年 査読有り本研究は、近年増加が顕著である独居高齢者に着目し、地域活動への参加と抑うつとの関連性を明らかにすることを目的に検討をおこなった。その結果、地域活動に参加している独居高齢者は参加していない独居高齢者に比べ、抑うつを有する可能性が有意に低く、非独居高齢者との間にも有意な差異を認めなかった。以上より、独居高齢者において地域活動に参加することは良好な心理的健康を保持することが示唆された。
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日本プライマリ・ケア連合学会誌 40(1) 9-15 2017年本研究は、自治体主催の専門家による運動教室を修了した女性高齢者が、高齢ボランティアが運営する運動サークルへ参加することで得る身体機能への効果を検討した。その結果、約1 年間の運動サークルへの参加によって、女性高齢者のtimed up and go の値に有意な短縮が認められた。高齢ボランティアが運営する運動サークルへの参加は、自治体主催の専門家による運動教室を修了した者の起居移動動作能力を向上させることが示唆された。
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体力研究 115 8-14 2017年 査読有り青年期において運動部・スポーツクラブに所属している者は所属していない者と比べて特性的自己効力感に違いがあるかを明らかにし、自己効力感と関連する運動・スポーツ活動の特徴を検討した。その結果、運動・スポーツ活動に所属している者は自己効力感が高いことが明らかとなった。また自己効力感と関連する要因として、ソーシャルサポートが強い関連を示したことから、活動中のソーシャルサポートの充実が高い自己効力感につながる可能性が示唆された。
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体力研究 115(115) 15-22 2017年 査読有り勤労者3621名を対象に、余暇身体活動の実践パターンが1 年後の主観的睡眠の質に及ぼす影響を検討した。余暇身体活動量や睡眠の質は質問紙で評価した。分析の結果、余暇身体活動量が基準値(週10 METs時)以上かつ週3日以上実践している者は、全く実践していない者に比べて、1年後に主観的睡眠の質が低下するリスクが低かった。一方、実践量が基準値未満の者や、週2日以下の実践で基準値を超える者では、こうした恩恵はみられなかった。
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Journal of Physical Education and Sport 16(3) 816-822 2016年9月 査読有り筆頭著者
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Journal of Geriatric Physical Therapy 39(2) 83-88 2016年4月 査読有り筆頭著者Background and Purpose: Pedometers are often used as motivational tools to increase physical activity. Hence, providing a pedometer during an exercise intervention may enhance the benefit of exercise on lower-extremity physical function (LEPF) by maintaining or increasing daily physical activity. The purpose of this study was to compare the effect on LEPF between an exercise intervention with and without the use of a pedometer. Methods: The subjects of this study were 68 community-dwelling older adults (mean age: 70.0 +/- 3.6 years) in Kasama City, rural Japan. All subjects participated in a fall-prevention exercise program called square-stepping exercise (SSE) conducted once a week for 11 weeks. Participants were allocated to 2 groups: SSE with pedometer group (n = 34) and SSE without pedometer group (n = 34). We matched the participants of both groups by their standardized score of physical function tests. To ascertain the LEPF benefits induced by the exercise intervention, we measured 5 physical function tests: single-leg balance with eyes open, 5-repetition sit-to-stand, timed up and go, 5-m habitual walk, and choice stepping reaction time. We used a 2-way analysis of variance to confirm the interaction between the 2 groups. Results: Significant group-by-time interactions were observed on timed up and go (P < .01) and 5-m habitual walk (P = .02); participants in the SSE with pedometer group enhanced their physical function more than the SSE without pedometer group participants. Conclusions: This study suggests that providing a pedometer during an exercise intervention is an effective addition to an exercise program to improve LEPF.
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厚生の指標 63(2) 33-39 2016年2月 査読有り筆頭著者認知課題を伴う運動(スクエアステップ)のステップパターンの達成度が3ヵ月間の運動教室前後の体力変化に与える影響を検討した。その結果、達成度にかかわらず平衡性、起居移動能力、反応性などの体力が向上したことから、スクエアステップは個人に合った難度のステップパターンに取り組むことで、体力への効果が見込める運動課題であることが示唆された。
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体育測定評価研究 15 1-10 2016年 査読有り<p>The purpose of this study was to examine relationships between age-associated loss of muscle mass (sarcopenia), muscle strength (dynapenia) and physical functions in community-dwelling older adults. This cross-sectional study included 400 older adults (73.7 ± 5.2 years) conducted in Kasama city, Ibaraki prefecture (2011-2012). Participants were classified to following four groups based on their appendicular skeletal muscle mass (sum of skeletal muscle mass in the arms and legs evaluated by bioelectric impedance analysis), and appendicular skeletal muscle strength (grip strength for upper extremity and peak reaction force during sit-to-stand movement for lower extremity): sarcopenic-dynapenia (SD), dynapenia (D), sarcopenia (S) and non-S/non-D (NSD). We evaluated participants' physical function using 7 physical performance tests. We conducted partial correlation analysis and analysis of covariance adjusted for age, medical history of knee pain and low back pain. Appendicular skeletal muscle strength was significantly associated with all physical performance tests in both genders (<i>P</i> < 0.05), however appendicular skeletal muscle mass index was not. As for the results of analysis of covariance, one-leg balance with eyes open, standing time from long sitting position, functional reach, 5-repetition sit-to-stand, timed up and go, and 5-m habitual walk were significantly poorer in SD and D groups than S and NSD groups in men. On the other hand, standing time from long sitting position, functional reach, 5-repetition sit-to-stand, timed up and go, and 5-m habitual walk were significantly poorer in D group than the S group and NSD group in women. These results suggest that dynapenia has a stronger relationship with poor physical performance than sarcopenia.</p>
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日本老年医学会誌 52(1) 71-78 2015年3月16日 査読有りペグ移動テストとtrail making testを組み合わせた新たな認知機能評価法Trail Making Peg(TMP)testを開発し、妥当性と信頼性を検討した。その結果、TMPは認知機能評価法としての妥当性、信頼性を有することが確認された。また、81.0秒をカットオフ値とすることで認知機能低下者をスクリーニング可能であることが示唆された。
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Journal of Transport & Health 2(1) 44-49 2015年3月 査読有りObjective: The purpose of this study was to cross-sectionally examine associations between frequencies of bicycle and motor vehicle travel, physical and mental statuses and social networks. Methods: This study was conducted from 2009 to 2012 with 629 community-dwelling older adults (73.3 +/- 5.2 years old, female 53.7%) in Kasama City, Rural Japan. Travel status, physical activity scale for the elderly, Lubben social network scale and geriatric depression scale were collected via a self-administrated questionnaire. We also calculated a standardized physical function score through physical performance tests. Results: After adjusting for age, gender, education, living arrangement, body mass index and clinical history, we found a positive association between frequency of bicycle and motor vehicle travel and physical activity, social networks and mental status (Trend P < 0.05). Physical function was also significantly associated with motor vehicle travel (Trend P < 0.05). Additional analysis revealed that older adults who mainly stayed within a walking area were more likely to experience less physical activity and social networking and have diminished mental status and physical function (Trend P < 0.05). Conclusion: Extending the travel area through use of transportation modes might provide health benefits. Assessing transportation mode usage could improve screening and assistance strategies for people who are physically or mentally frail or lonely. (C) 2014 Elsevier Ltd. All rights reserved.
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日本公衆衛生雑誌 62(11) 651-661 2015年 査読有り介護予防運動の活動拠点までの距離や社会交流状況に焦点を当て、地方自治体で実施されている介護予防運動の認知に関連する要因を検討した。その結果、介護予防運動の種類や対象者の性に関わらず、地域活動の実践や友人の家を訪ねていることが認知の促進要因であった。一方、拠点までの道路距離が500 mよりも遠いことが認知の阻害要因になることが示唆された。
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14 118 2014年11月 査読有り高齢者を対象に余暇活動と乳製品摂取の併用と入眠困難感との関連性を検討した。余暇活動に取り組み、かつ乳製品を摂取している者は、そのどちらの生活習慣もない者に比して、入眠困難感を有している可能性が少なかった。余暇活動と乳製品摂取という身近な生活習慣により、効率的に高齢者の寝つきを促進させることができる可能性がある。
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日本老年医学会誌 51(3) 251-258 2014年 査読有り女性高齢者を対象に、運動教室参加による体力への効果の規定要因を検証した。その結果、体力への効果は、運動教室前の年齢、認知機能、体力によって規定されることが示された。特に、低体力者は顕著に効果を得やすいことが明らかとなった。一方、高年齢であることや、認知機能が低下していることは、運動教室の効果を得られにくい可能性がある。
主要なMISC
18主要な講演・口頭発表等
99主要な所属学協会
6-
2023年5月 - 現在
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2023年3月 - 現在
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2014年10月 - 現在
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2011年11月 - 現在
主要な共同研究・競争的資金等の研究課題
7-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2022年4月 - 2026年3月
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スポーツ庁 令和6年度 Sport in Life推進プロジェクト (スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業) 2024年10月 - 2025年3月